基礎工事と床面の高さはケチるな!

2017/12/01

注文住宅で、1度の建て直しと1度のリフォームを経た実家に住む親に聞いた話です。筆者も願わくば一戸建てのマイホームを持ちたいと思っていますが、その際にここは気をつけておいた方がいいな、と感じることをよく実家の親が言っていますので、いくつか挙げていきたいと思います。

まずは、基礎工事がしっかりなされていない家。こういう家にはまず住みたくありません。建築技術は上がっていますし、注文住宅であればそこまで気にする必要もないと思われがちですが、建設会社の中にはコスト削減を優先するあまり、一番の要である基礎工事を疎かにした例もあります。実際、実家の初代が建てた家がそうでした。

基礎がしっかりしていないとどういうことが起こるかというと、床の修理回数が増えます。特に重いものを置いていないのにいつのまにか波打つなどの症状が出てくるんです。なぜこういう事が起こるかというと、基礎がしっかりしていないということは、床下の各処理もしっかりしていないということ。水はけや風の通り方がなあなあになると、まず家を支える基礎に負担がかかります。場合によっては腐食したりします。腐食してくると、各部屋の扉が閉まりにくくなったりして、少しずつ傾いていくんですね。

そうならないためにはどうしたらいいか。注文住宅でも、相場に対してあまりに安価で建てようとすると、そういう一番大事な部分が駄目になって、かえって建てた時以上の修繕費用がかかる場合もあります。ですので、例えば基礎は少し頑張って費用をかけて、建てた後10年後にリフォームする前提で計画するというのも手です。

2つ目としては、家内部の床面が元ある地面や地盤に対して少ししかマージンを取っていない住宅。昔ながらの民家に特に多いです。なぜこういう家に住みたくないかというのは、シンプルです。浸水しやすいからです。

現代、ゲリラ豪雨等で、地域を問わずある時間帯に大量の降雨があって冠水、住宅に浸水するケースが増えてきました。ある程度海抜が高い地域や、地盤がしっかりした地域に建っている家はあまり心配がないのですが、地価相場が安めの郊外や地方なんかは、そうなった時に日常茶飯事的に冠水します。そういった地方にある大体の家は、床面を高く作っています。筆者の実家も、2代目が立て直す時は大幅に床面を上げたんですよね。雨が降る頻度は変えようがないですので、こちらが対策を取る必要があるんです。

この低い床面というのも、安価な注文住宅に多い失敗です。床面を高くするのも費用がかさみます。ただ、先述の基礎工事とともに、注文住宅で一番ケチってはいけない部分。世帯をもって良質な生活を送りたいなら、外壁や内装、レイアウトだけではなく、見えない大事な部分にお金をかけましょう。

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